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ワンピースのストーリーの魅力

ギャグセンスの魅力

漫画ワンピースのストーリーの魅力とは少し違うかもしれませんが、
ワンピースという漫画を一層面白くしているのは、あのギャグのセンスでは?

これは、ストーリーの魅力というよりも、
作者の尾田栄一郎さんのギャグセンスの問題かもしれませんが、
面白くない漫才師やコメディアンのギャグよりもよほど笑えます。

まあ、尾田栄一郎さんの魅力のところでも語った、SBS(質問を募集するのだ)でも、
そのギャグセンスのおもしろさは味わえますが、
(それがあるからコミックを買っている部分もあるかもしれない)
ビジネスや人生の上だけでなく、ギャグということも、ワンピースから学べそうだ。

コメディアンたちも、もっとワンピースから学べばいいのにとも思う。

その昔、少年チャンピオンという週刊漫画雑誌で「マカロニほうれん荘」という漫画があったが、
この漫画はストーリーのない単なるギャグ漫画で大好きだったのですが、
ワンピースは、ギャグ漫画ではないのに、個人的には、マカロニほうれん荘以来の
久々の笑える漫画でもあるところが、大きな魅力でもあります。

広さと深さの魅力

ワンピースのストーリーは、作者の尾田栄一郎氏の中では、
最初からほとんどのアウトラインが出来ていたようで、
ストーリーにブレがなく、ところどころで、先をいろいろと楽しみにさせてくれたり、
予測させてくれるような布石というか伏線もあって、
まさに、ワンピース(ひとつなぎ)のストーリーになっているところが魅力です。

他の漫画では途中から路線が変わったり、読者に迎合したりということも見られますが、
ワンピースの場合それが感じられないのも良いですね。

そして、主要なキャラクターに関してはその経歴や生い立ちまで
深く掘り下げられて、それが面白さや楽しさをより深いものにしてくれているのも魅力。

ストーリー全体が広がりがあって、深さがあって、
そこに大人たちも魅了されるのではないかと思っています。

ワンピースは、単なる漫画ではなく、今の時代の処世術を身に付けるためにとか、
ビジネスパーソンならば、ビジネス書を読むよりも、ワンピースを読んだほうがためになるとか、
そんなことも世間では言われていますが、たしかに、いろいろと参考になることもありますね。